【イスタンブール共同】ロシアのウクライナ侵攻で黒海が封鎖され、ウクライナ産穀物の輸出が滞っている問題で、両国代表らがトルコ・イスタンブールで22日、輸出再開と航路の共同監視を柱とする合意文書にそれぞれ署名した。国連が仲介した。監視するための組織を23日、イスタンブールに立ち上げる。

 侵攻開始から24日で5カ月となるが、穀物積み出し港のあるウクライナ南部では戦闘が継続。世界で小麦価格が高騰し食料危機の懸念が高まる中、危機打開に向けて合意の実効性が課題だ。

 ウクライナは世界有数の穀物輸出国。米シンクタンクの分析では、国内に滞留する穀物は2200万トン超。