愛知県美浜町の「渡辺病院」が、在籍する女性看護師が実際には新型コロナウイルスワクチンを接種していないのに、接種したとする虚偽の予診票を作成し、女性が住む同県常滑市に提出していたことが29日、病院と市への取材で分かった。県は医師法などに抵触する恐れがあるとして事実確認を進めている。

 病院によると、医療従事者向けのワクチン接種が始まった直後の昨年4月、薬液が漏れて1人分のワクチンを廃棄せざるを得なくなるトラブルが発生。「貴重なワクチンを廃棄した」と批判されることを恐れ、接種予定のない女性が打ったことにした。病院の担当者は取材に「反省している」と話した。