塩野義製薬は1日、開発を進める新型コロナウイルス感染症の飲み薬について、最終段階の臨床試験(治験)の結果速報が8〜9月に得られるとの見通しを示した。ワクチンについても最終段階の治験を進めており、9月末までに論文などで結果を公開する。当初6〜7月としていた厚生労働省への承認申請は9月末までに行う方針。

 同日開いた2022年4〜6月期連結決算の記者会見で明らかにした。

 コロナの飲み薬を巡っては厚労省が7月、緊急承認の適用を見送り、最終段階の治験を踏まえて改めて審議することになった。担当者は「上期の承認を諦めたわけではない」と述べた。