【ニューヨーク共同】中国外務省の傅聡軍縮局長は2日、核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説し、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出計画を巡り「日本は近隣諸国や国際社会の正当な懸念に真摯に対応すべきだ」と名指しで批判した。ロシア代表も演説し、ウクライナ侵攻を正当化した。

 中国はこれまでも日本の海洋放出計画に繰り返し反発を表明している。処理水を国際基準に達していない「汚染水」と主張し、これを否定する日本側と応酬になった。

 傅氏は「原子力エネルギーの平和利用は自然環境や人間の健康を犠牲にしてはならない」と強調。日本は適切な解決策を見いだすべきだと述べた。