日本産科婦人科学会は7日、体外受精した受精卵の染色体を調べて子宮に移植する「着床前検査」により流産を繰り返していた女性が流産する割合が下がったとする、約9千人分の大規模臨床研究の集計結果を公表した。学会は「検査は流産率低下には有用だ」としている。

 流産を繰り返したり、受精卵を複数回子宮に移植しても妊娠しなかったりした9097人分(200施設)を解析した。移植した受精卵の染色体に異常がない場合の流産率は約11%で、国内での一般的な体外受精例の流産率25%程度よりも低かった。