【ニューヨーク共同】ニューヨークの国連本部で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は25日、最終文書案の2度目の改定案を加盟国に示した。中ロやウクライナ、核軍縮推進派国も不満を示し、同日の非公開協議が紛糾したことを受けた再改定。軍縮派が求めていた核兵器禁止条約への言及は残り、中国が反対していた項目は削除された。

 ウクライナ情勢で核の脅威が高まる中、前回2015年の再検討会議に続く2回連続の決裂を避けたいとの意向も各国に強い。厳しい対立の解消に向けた折衝が加速するとみられるが、最終文書を全会一致で採択できるかどうか、成否は依然予断を許さない情勢だ。