和歌山県太地町で2日、イルカなど小型鯨類の追い込み漁があり、同町漁協に所属する太地いさな組合の船団12隻がハナゴンドウ約10頭を今季初めて捕獲した。追い込み漁は1日に解禁され、来春まで続く。

 海上保安官や県警の警察官らが警戒していたが、反捕鯨団体の妨害活動はなかった。同町漁協によると、漁船は午前5時ごろ出港。約1時間後、沖合約9キロで約20頭のハナゴンドウの群れを見つけ、畠尻湾へ追い込んだ。捕獲したのは約10頭。いずれも体長約3メートルで食用となる。

 同町漁協の専務理事貝良文さんは「解禁2日目での漁獲は幸先がいい。今シーズンは期待できそうだ」と喜んだ。