米太平洋陸軍のフリン司令官は9日、東京都内で日米両国の一部メディアの取材に応じ、ペロシ下院議長の台湾訪問に反発した中国が台湾海峡周辺で行った軍事演習について「無責任な形で軍事力を誇示した」と批判した。日米両国には南西諸島を防衛する「能力と態勢が整っている」と述べ、日米同盟の有事への備えに自信を示した。

 中国軍は8月に行った大規模軍事演習で、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイルを落下させた。台湾情勢の緊張とともに、南西諸島防衛の強化が日米の喫緊の課題となっている。

 フリン氏は「南西諸島の一部である奄美での訓練は非常に重要だ」と語った。