【イスラマバード共同】国連のグテレス事務総長は9日、大雨による洪水被害が深刻なパキスタンを訪れ、首都イスラマバードでシャリフ首相と会談した。グテレス氏は会談後の共同記者会見で、洪水による損失は推定約300億ドル(約4兆2千億円)とした上で「われわれは大惨事に向かっている。今日はパキスタンだが、明日は他国に及ぶかもしれない」と支援を呼びかけた。

 10日まで滞在。避難者らとも面会し、国連機関の活動を視察する。

 グテレス氏は、会見で「パキスタンは気候変動の影響を最も受けている国の一つだ」と表明。シャリフ氏は「十分な救援が得られなければ困難が続く」と述べた。