【ワシントン共同】世界銀行は9日、新たな感染症の世界流行に備えた基金を正式に設立したと発表した。中低所得国を支援し、各国の対応能力の格差を解消する狙い。既に日本などが計14億ドル(約2千億円)以上の拠出を表明している。

 世界保健機関(WHO)は技術面で支援する。テドロス事務局長は「次の流行は、起きるかどうかではなく、いつ起きるかという問題だ」と指摘。新型コロナウイルス禍に学ぶべきだと訴えた。

 想定する支援事業は、動物と人に共通する感染症の発生監視のほか、緊急時の連絡調整体制の構築、保険医療人材の育成など。11月から提案の募集を始める。