パキスタンで大規模な洪水被害をもたらした大雨は、気候変動の影響で降水量が50%増えていたとする分析結果を国際研究チームが16日、発表した。参加した研究者からは、歴史的に温室効果ガスを大量に排出してきた先進国の責任を問う声が上がっている。

 チームは、特に被害が大きい南部シンド州と南西部バルチスタン州の「5日間最大降水量」を分析。気候変動の影響がほぼなかった1800年代後半と、世界の平均気温が約1.2度上がり温暖化している現在の気候を想定し、コンピューターでシミュレーションして違いを調べた。