【カイロ共同】サウジアラビアは閣僚級の人権委員会トップに女性のハラ・ツワイジリ氏を起用する人事を発表した。国営サウジ通信が22日伝えた。実力者ムハンマド皇太子の社会改革の下、女性の社会進出が促され、重要ポストにも登用されている。

 サウジではイスラム教の厳格な解釈で女性の権利が抑圧され、国際的な批判を受けてきた。2018年に女性の自動車運転を許可するなど制限を緩和する一方、自由を求める活動家らを拘束している。

 米メディアは今年8月、サウジの裁判所が女性人権活動家に34年の禁錮刑を言い渡したと報道。今回の人事は、こうした懸念を意識した対応の可能性もある。