来日したチベット亡命政府のペンパ・ツェリン首相は23日、東京都内で講演し、中国チベット自治区の学校は中国語だけの授業のため子どもがチベット語を学べない状況が広がっているとし「(中国が)固有の言葉や文化を破壊しようとしている」と批判した。

 ツェリン氏は、多くの子どもが家族と離れて全寮制学校に通い、母語を学べていないとして「植民地主義的な教育」と非難。「一つの文化、一つの言葉を押し付ければ(少数民族との共生は)うまくいかない」と語った。

 2016年以降、チベットで住民の管理と監視が目的とみられるDNA採取が、本人の同意なく実施されているとした。