【マニラ共同】フィリピン災害対策当局は29日、広範な雨雲を伴う熱帯低気圧の影響により南部ミンダナオ島などで洪水や土石流が発生し、全国で45人が死亡、17人が行方不明になったと発表した。北部ルソン島に上陸し、29日夜に首都マニラ付近を直撃した。当局は厳重な警戒を呼びかけている。被災住民は約37万人という。

 死者数については29日、72人といったん発表したが、二重集計があったとして修正した。

 日本の気象庁は27日朝の観測でこの熱帯低気圧が台風22号に変わったと発表。フィリピン当局は台風とは認定していないが、各地で29日、航空便や船便の欠航が相次いだ。