【キーウ共同】ウクライナの原子力企業エネルゴアトムは3日、ロシア軍が占拠する南部ザポロジエ原発が2日、外部電源を喪失したと発表した。非常用ディーゼル発電機が作動した。ロシア軍の砲撃で送電線が損傷したとしている。同原発では外部電源の喪失と復旧を繰り返してきた。

 ディーゼル発電機の燃料は15日分あるという。エネルゴアトムは通信アプリに投稿した声明で「原発の非武装化のため、国際社会に早急な対応を求める」と訴えた。

 ザポロジエ原発は10月上旬、ロシアが一方的に「国有化」を宣言。国際原子力機関(IAEA)の発表などによると、その後も複数回、外部電源を喪失している。