【キーウ共同】米シンクタンク、戦争研究所は3日、ウクライナ軍の反攻を受けロシア軍が撤退する可能性が指摘されている南部ヘルソン州の州都ヘルソンの情勢について、ロシア軍が市北西部に防衛拠点を設け、周辺で精鋭部隊が活動を続けているとの分析を発表した。即時撤退するかは不明で、市街戦に備えている可能性があるとした。

 ヘルソン州はロシアが併合宣言し、戒厳令を導入した東部・南部4州の一つで、3月に全域を制圧。9月ごろからウクライナ軍が反攻を加速させ、ヘルソンが位置するドニエプル川西岸地域で集落を奪還した。同州のロシア側「行政府」は10月中旬、住民に避難勧告をしていた。