宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、年度内の発射を計画している開発中のH3ロケットの設計を変更し、一部の部品を別メーカーの製品に交換する方針を明らかにした。同日の文部科学省の委員会で了承された。設計変更により試験を追加することになるが、発射のスケジュールには影響しないという。

 10月に衛星の打ち上げに失敗した小型固体燃料ロケットイプシロン6号機の検証で、JAXAはガスジェット装置の弁の不具合が原因だった可能性が高いと分析している。

 H3は同じ製造業者の別の弁を用いるため、念のため他社の製品で打ち上げ実績があるH2Aロケットと同じ弁に交換する見通し。