【マニラ共同】フィリピンのファウスティーノ国防相代行は14日の記者会見で、日本がフィリピンで合同軍事演習に参加できるよう、両国が「訪問軍地位協定」の締結を目指していると明らかにした。フィリピンが現在、同様の協定を結んでいるのは米国、オーストラリアだけ。南シナ海を巡り対立する中国を念頭に安全保障協力を強める狙いがある。

 ファウスティーノ氏は同協定のない状態では「日本はフィリピンで軍事演習に加われず、オブザーバーとしてか、人道支援・災害救援の演習にしか参加できない」と指摘。「日本とは特に南シナ海で国益が共通している」と述べ、「協定締結を望んでいる」と訴えた。