【ソウル共同】韓国大統領府高官は16日、日本との懸案である元徴用工訴訟問題は「解決策が一つ、二つに絞られてきている」と記者団に述べた。両国間の立場の差が「縮まってきている」との認識も示し、早期の政治的妥結に意欲を見せた。

 岸田文雄首相と韓国の尹錫悦大統領は13日、日韓首脳の正式会談を約3年ぶりに実施。高官は首脳会談では具体的な解決策を話し合わなかったとしつつ、両首脳は「解決策が絞られてきていると報告を受けているだろう」と述べた。

 韓国では日本企業による資金拠出や謝罪を求める声が強く、両政府は財団の資金をどのように集めるかなど細部を議論しているとみられる。