【ワシントン共同】米軍は16日までに、ロシアの侵攻を受けるウクライナ軍への欧州での訓練支援を拡大した。大規模な戦闘を見据え、より高度な内容の指導を通じて領土奪還の能力強化を図る。地対空ミサイルシステム「パトリオット」に関する米国での訓練も近く本格化。FOXニュースは15日、ウクライナ兵約100人が米南部に到着したと報じた。
ウクライナ国防省のブダノフ情報局長は今月、ウクライナ軍による大規模な攻撃を春に計画していると米テレビに発言。米欧各国はウクライナへの防衛協力を加速しており、東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)での反攻に弾みを付けたい考えだ。