【テヘラン共同】イラン中部イスファハンの国防軍需省の工場で28日、爆発音があり、同省は無人機(ドローン)による攻撃だと発表した。死傷者はいない。国営メディアの報道をロイター通信が伝えた。攻撃主体は不明。

 イランでは近年、軍事施設や核施設で爆発や火災が起きており、敵国イスラエルによる破壊工作が取り沙汰されている。

 国防軍需省は無人機2機が防空トラップで爆発し「攻撃は成功しなかった」と強調した。ほか1機による攻撃も防御。工場の屋根に小さな損傷が発生した。国営メディアは、弾薬工場とされる施設で閃光を示す映像を伝えた。