【ソウル共同】韓国の朴振外相は米ニューヨークで現地時間1日、国連安全保障理事会の各理事国大使らを招いて会合を開いた。韓国外務省によると、朴氏は「北朝鮮のミサイルと核が朝鮮半島と国際社会に深刻な脅威をもたらしている」と訴え、安保理が団結して強力な対応を取るよう求めた。

 常任理事国の中国とロシアの抵抗により、安保理は北朝鮮の弾道ミサイル発射に具体的な対応を取れずにいる。会合には中ロを含む常任理事国5カ国をはじめ、日本を含むほぼ全ての理事国が参加した。

 朴氏は北朝鮮を非核化交渉へ誘導するために、国連の全加盟国が北朝鮮制裁決議を徹底的に履行すべきだと述べた。