【ベルリン共同】世界の汚職を監視する非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ドイツ)は2日までに、2022年版「汚職指数」を発表した。日本の「清潔度」は180カ国・地域中18位で前年から横ばい。1位は5年連続でデンマーク、最下位はソマリアだった。
ロシアからの侵攻を受けるウクライナは116位。長年汚職がはびこり、撲滅対策で改善傾向は見られるものの、同団体は「復興の障害になりかねない」と指摘した。ロシアは137位で、侵攻を利用した汚職の拡大が懸念されている。
汚職指数は清潔度を100点満点で数値化したもので、同団体が毎年公表している。