【ベルリン共同】ドイツメディアは7日、ロシアとドイツを結ぶ海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で昨年9月に起きたガス漏れを巡り、国籍不明の6人のグループが破壊活動に関与した疑いがあると報じた。ウクライナ人所有の会社が借りた小型船が使われたとみられ、ドイツなどの当局が調べている。
ドイツのピストリウス国防相は8日、ウクライナの仕業に見せかけた「偽旗作戦」の可能性に言及し「結論を急ぐべきではない」と警告した。
ドイツ連邦検察庁は8日、ガス漏れに関与したとみられる船を1月に捜索し、爆発物の輸送に使われた疑いがあると明らかにした。押収物の捜査を続けている。