【キーウ共同】セルビアの首都ベオグラードの小学校で3日朝、10代の少年が銃を発砲し、児童8人と警備員が死亡した。ほかに子ども6人と教師が負傷して入院し、うち少女1人が頭に重傷を負った。少年は学校で拘束された。ロイター通信などが報じた。

 警察当局によると、少年もこの学校に通っており、父親の銃を使って教室などで発砲した。襲撃対象とみられる児童らのリストや校内の見取り図を作成していたといい、銃撃後に自ら警察に通報したという。

 警察当局は動機について捜査し、ヘルメットと防弾ベスト姿の当局者が事件があった学校の周辺を封鎖した。