【ソウル共同】韓国の世論調査会社「韓国ギャラップ」が5日発表した2〜4日実施の調査結果によると、尹錫悦大統領の支持率は前週比で3ポイント上昇し33%となった。不支持率は6ポイント減の57%。米韓同盟強化をアピールした4月の国賓訪米の成果が一定の評価を得た可能性がある。

 支持する理由は「外交」が35%、「国防、安全保障」が5%で続いた。不支持の理由も外交が32%と最多だが、元徴用工問題を含む対日関係も7%と大きな要因に。7〜8日の岸田文雄首相訪韓を前に、尹政権にとって対日関係が「リスク」でもあることが改めて示された。