【ジャカルタ共同】インドネシア・ジャカルタで16日、東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議が開かれ、米中の代表が同席した。南シナ海で権益拡大の動きを強める中国に対し、米国は国際法に基づく海洋秩序の必要性を強調。対立に巻き込まれることを嫌うASEANは、緊張緩和を模索している。

 米国はオースティン国防長官、中国は中央軍事委員会統合参謀部の景建峰副参謀長を派遣した。個別会談の見通しはない。

 拡大国防相会議はASEANに日米中韓ロなど8カ国を交えた枠組み。南シナ海では10月、中国の艦船がフィリピン軍拠点に向かう補給船団に衝突するなど、緊張が高まっている。