宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、日本初の月面着陸を目指す探査機「SLIM(スリム)」が来年1月20日未明に着陸に挑戦すると発表した。計画では今月25日に月を周回する軌道に入り、1月20日午前0時ごろから降下を初めて約20分かけて着陸させる。成功すれば、旧ソ連、米国、中国、インドに続き世界で5カ国目となる。

 スリムは今年9月にH2Aロケット47号機で鹿児島県から打ち上げ。目標地点に対する誤差を100m以内にするピンポイント着陸の実証も目的で、月の赤道付近にあるクレーターへの着陸を狙う。重力が大きい天体での無人機着陸は難しく、従来の着陸精度は数キロ〜十数キロだった。