【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は2日、ブリュッセルで「インド太平洋閣僚会合」を開いた。東シナ海や南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国やウクライナへの侵攻を続けるロシアを念頭に、安全保障などでインド太平洋地域の各国と連携強化を確認するのが狙いだ。

 EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は「武力と威圧の台頭がルールに基づく秩序を脅かしている」と指摘。合同の軍事演習を通じて「実践的な協力関係を築きたい」と述べた。

 インドネシアのルトノ外相は「この地域が新たな対立の舞台となることは望まない。成長の拠点となることを思い描いている」と述べ、EUとの関係強化に意欲を示した。