【北京共同】中国は20日、月の裏側の試料(サンプル)を持ち帰る世界初の計画に向け、地球と月の通信を中継する衛星「鵲橋2号」を海南省文昌の発射場から打ち上げた。通信衛星は予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。新華社が伝えた。米国や日本などと月開発でしのぎを削っており、他国に先駆けて月の裏側の探査を成功させ、覇権を握りたい考えだ。

 中国は今年前半に月面無人探査機「嫦娥6号」を打ち上げ、月の裏側の南極域に着陸させる計画。月の裏側と地球は直接の通信ができず、鵲橋2号が探査機と地球側との連絡を仲介する。

 中国は2030年までに中国人による初の月面着陸を実現させる計画だ。