【北京共同】中国の習近平国家主席は25日、カリブ海の島国ドミニカのスケリット首相、南太平洋の島国ナウルのアデアン大統領とそれぞれ北京で会談し、関係強化に意欲を示した。中国国営メディアが伝えた。いずれも台湾と断交して中国と国交を結んだ国。中国に首脳を招き厚遇することで、台湾と外交関係のある他の国に台湾との断交を促す狙い。

 中国は1月の台湾総統選で独立派と見なす民主進歩党(民進党)が勝利したことを受け、民進党政権を国際的に孤立させる外交攻勢を強めている。

 ドミニカは2004年に台湾と断交し中国と国交を結んだ。ナウルは今年1月、台湾総統選の直後に台湾と断交し、中国と国交を回復したばかり。台湾はナウルの断交によって、外交関係があるのは過去最少の12カ国となった。