国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長は29日、東京都内で取材に応じ、戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで「飢餓の危機が差し迫っている」として、日本を含む各国に早期の資金拠出再開を求めた。28日に上川陽子外相との会談で拠出再開へ最終調整することで一致したのを踏まえ「早ければ早い方がいい」と期待を示した。

 日米欧などは1月、UNRWAスタッフがイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑惑を受け、資金拠出の一時停止を表明した。

 ラザリニ氏は拠出再開を検討している国々を「安心させる対策を示す必要がある」と述べ、組織改革に取り組むと強調した。