最先端の技術で復元した絵画を多様な鑑賞方法で楽しむ「オルセー美術館 至宝のリマスターアート展」(京都新聞など主催)が2日、京都市下京区の大丸ミュージアム京都で始まった。来場した美術ファンは、絵筆のタッチまで再現した名品にルーペやペンライトで迫ったり、撮影したりして名画の秘密を探った。

 フランス・パリのオルセー美術館は、印象派など西洋美術を柱としたコレクションを誇る。同展は、ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」をはじめ、ミレー、モネ、ゴッホら印象派前後の画家の代表作を、高精彩技術によってリマスターアートとして復元した計60点が並んだ。

 本物は近くで見られない作品ばかり。来場者は画面に顔を寄せ、印象派の画家たちが絵の具で光をどう表現したかなど、筆致を確かめていた。作品を撮影していた河原美喜さん(45)=伏見区=は「写真は記念になります。間近に見られ、解説も詳しくてよかった」と話していた。21日まで。有料。ルーペ・ペンライトのレンタルは別料金。