経営不振で廃止された大津びわこ競輪場の跡地(大津市二本松)について、民間事業者が大津市と借地契約を結び、公園と商業施設が融合した施設として整備することが9日、分かった。市が19億円かかると見込む競輪場施設の解体撤去は業者が担う。同日午後に正式発表する。

 競輪場跡地の敷地は6万5千平方メートル。関係者によると、優先交渉事業者に「大和リース滋賀支店」(守山市)を選んだ。施設のテーマは「公園の中の商業施設」で、「コミュニティー」や「教育」「健康」「ビジネス」の四つのカテゴリーの施設と公園を整備する。サッカーやグラウンドゴルフができる多目的広場も設ける。

 商業施設には、地元の特産品販売店や地元食材を使った飲食店、子育て中の女性向けに託児所機能付きのワーキングスペースやベビーサロンなどをつくる。子どもが遊べるキッズスタジオ、地元企業などに新規事業創出の支援を行う店舗などもある。

 同競輪場は滋賀県と市が共同で1950年に開設し、89年から市単独の運営となったが、ギャンブル離れなどで経営が悪化。2011年3月に廃止された。