同志社大ボクシング部の女子部員がこのほど、創部70年で女子初の公式戦勝利を飾り、関西ボクシング連盟から最優秀新人賞を受けた。同志社女子大2年の安達薫乃(ゆきの)さん(19)=宇治市=で、競技歴2年弱での快挙に「うれしい。やっていて良かった」と笑顔を見せる。

 西宇治中と京都聖母学院高でバレーボール部に所属。運動ができる場所を探し、宇治市のボクシングジムを見学し、「みんなストイックでかっこいい」と、翌日に入会した。親や周囲から猛反対を受けたが、無心になれるボクシングの魅力にはまり、ジムの指導者だった同大OBに誘われて入部した。

 今年7月に公式戦3試合未満の選手で戦う関西女子オープン戦新人の部にライトフライ級で出場し、1回レフェリーストップで初勝利し、新人の部10選手の中から最優秀新人賞に輝いた。

 大学では、男子部員19人とスパーリングなどの練習を重ねる。「入部時はマネジャーと思われていた」と笑いながら、「女だからと練習でハンディをつけられるのは嫌」と負けん気ものぞかせる。河村秀明監督(39)は「物おじせず、練習に積極的。男子にも相乗効果となってほしい」と話す。

 今月中旬からの愛媛国体に向けた関西予選を前に、「国体を目指すなんて思ってもいなかったけど、相手に食らいつきたい」と意気込んでいる。