大政奉還150周年を記念した世界遺産・二条城(京都市中京区)のライトアップが13日から始まった。二の丸御殿内をライトアップして一般公開するのは初めてといい、黄金色に輝く広間が秋の夜長を幻想的に演出した。

 徳川慶喜は、旧暦の10月13日に二条城で大政奉還を表明したとされる。城内の障壁画などをいつもと違った雰囲気で楽しんでもらおうと市が企画。二の丸御殿内では、洛中洛外図屏風(びょうぶ)(複製)やクジャクの羽が浮き上がるように彫り込まれた欄間が繊細な陰影とともに浮かび上がり、来場者がじっくり見入っていた。

 ライトアップに合わせ、幕末の志士にゆかりのある福島県会津若松市など全国20都市が参加して幕末サミットを市内で開催。「歴史に学び、地域でつながり未来に生かす」と二条城宣言を採択した。ライトアップは22日まで。午後6時〜9時。有料。期間中は、幕末サミットに参加した各都市の伝統芸能の公演がある。14、15日には各都市の特産品や地酒を販売する物産展も実施される。