正月に食べる機会が多い「おもち」ですが、たくさん買ってしまい残りがちですよね。おもちは、血糖値を上げやすいといわれているため、食べ過ぎると太る原因にもつながってしまいます。

管理栄養士の筆者が、おもちが太りやすいといわれる理由を解説し、太りにくいおもちのレシピをご紹介します。

■血糖値が上がるのが早い!?正月太りに要注意

おもちはもち米からできていますが、白米よりも血糖値が上昇しやすいといわれています。ご飯よりも手軽に食べられることや、消化が早いことが要因と考えられています。

食後に血糖値が上がると、インスリンの分泌が促され体脂肪を溜めやすくなるため、正月太りにつながります。

■おもちとご飯のカロリーを比較

切りもち2個(約100g):約240kcal

ご飯1膳(150g):約250kcal

いかがでしょうか? ご飯150gというと小さめの茶碗1杯程度ですが、切り餅2個というとすぐに食べられそうな量ですよね。

■おもちを食べる時に心がけたいこと

おもちだけを食べると血糖値が上がりやすく太る原因にもつながるため、「食物繊維」が豊富な食品と一緒に食べるようにしましょう。食物繊維は食後の血糖値上昇を抑える働きがあるため、正月太り対策におすすめです。

また、空腹状態でおもちを食べると、吸収されやすく血糖値が急に上がってしまいます。お雑煮のように野菜がたくさん入っているおもち料理の場合は、「野菜から食べる」など食べ方を工夫してみましょう。

■残ったおもちの活用レシピ2選

お正月に食べることが多いおもちの太りにくいレシピをご紹介します。

(1)カリカリ!おもちで作る野菜たっぷりピザ

材料(2人分)

・切り餅 2〜3個

・ピザソース 大さじ1〜2

・ブロッコリー 1/4株

・舞茸 1/2株

・ハム 1/2枚

・ピザ用チーズ 少々

・オリーブオイル 少々

作り方

(1)ブロッコリー、舞茸は食べやすい大きさにカットしておきます。ハムは1cm程度にカットします。

(2)おもちの厚さを薄くするように1/2にカットします。

(3)おもちを水にくぐらせ、耐熱容器に隙間なく並べます。ラップをせずに600wで2分ほど電子レンジで加熱します。おもちが一枚の生地状になればOKです。

(4)おもちにピザソースを塗って材料をトッピングし、オリーブオイルをかけます。最後にピザ用チーズをふりかけます。トースターで3分ほど加熱し、チーズがとけてきたら出来上がりです。

(2)酢餅

材料(1人分)

・だし汁 100ml

・醤油 50ml

・かぼす 1個

・砂糖 大さじ1

・大根 お好みの量

・おもち(つきたてが美味しいです) 1人分

作り方

(1)鍋にだし汁と砂糖を入れて加熱します。

(2)沸騰したら、かぼすをしぼり入れます。

(3)大根をすりおろし、水気をきっておきます。

(4)つきたてのおもちを皿にいれ、(2)と(3)を上からかけて出来上がりです。

おもちはつきたてが美味しくできますが、切り餅でも作ることはできます。切り餅を6〜8等分のさいの目にカットし、水をさっとかけて耐熱容器に入れて電子レンジで1分ほど加熱して使います。

そのまま食べても美味しいおもちですが、少しアレンジするだけで太りにくく、より美味しく食べられます。ぜひ、参考にしてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井尚美
「根拠のある情報を」「体の内側から美しく」がモットー。健康や美容に関する記事執筆や相談業務などフリーで活動中。糖尿病療養指導士、ピンクリボンアドバイザーの資格有。現在はサプリメント管理士の資格取得中。)

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