しっかり食べているのに、全然太らない代謝の良いヤセ体質。女性なら誰しも憧れますよね。

生まれ持っての代謝の良いヤセ体質の方もいれば、それなりに努力をして代謝の良さを保っているヤセ体質の方もいます。ヤセ体質になりたい!と思っているなら、まずは腸内環境を整える主食を食べる習慣をつけましょう!

健康と美容に役立つ食スタイルを提案して16年の美養フードクリエイターである筆者が、腸内細菌が喜ぶ、置き換えるべき「主食」をご紹介します。

■腸からヤセ体質に!置き換えるべき主食

(1)白米→「もち麦」に置き換えよう

腸からヤセ体質に!置き換えるべき「腸が喜ぶ主食」とは?

主食を抜いたダイエットは、短期的に効果があったとしても、食事への満足感にかけるため、リバウンドの一因となりがちです。実際「ご飯大好き!」という方は多いですよね。そんな方にお勧めなのが、もち麦です。

もち麦には、腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維が豊富に含まれ、総食物繊維量は白米の25倍以上! 糖質が少なく、食物繊維の多いもち麦なら、しっかり食べることで腸内環境を整えることができます。

また、もち麦に含まれる水溶性食物繊維が腸内細菌によって分解される際に産生される「短鎖脂肪酸」には、満腹感を持続させて食欲をコントロールしたり、脂肪の蓄積を抑える働きがあるなど、総合的な肥満の抑制効果が期待されますから、ヤセ体質つくりには欠かせない主食です。

(2)麺類→「蕎麦」に置き換えよう

腸からヤセ体質に!置き換えるべき「腸が喜ぶ主食」とは?

麺類は、1皿で食事を済ますことができるお手軽な存在ですね。野菜たっぷりのパスタなどは、決して悪い食事ではありません。けれど、パスタやうどんの原料となる小麦粉は、食物繊維が少なく糖質が高い食品です。

同じ麺類であっても、蕎麦は食物繊維が多い麺類です。蕎麦に含まれるたんぱく質は、胃液などの消化液で分解されにくいため、そのまま大腸に届いて食物繊維と同じような働きをします。

日ごろから野菜や海藻、豆類など食物繊維の多いものをあまり食べない方は、蕎麦を選んで食物繊維を摂り、余分なものをため込まず、スムーズに排出できる巡りの良い腸内環境を目指しましょう!

ただし、蕎麦はできるだけ、そば粉の多い8割蕎麦以上の蕎麦を選んでくださいね。

(3)パン→「シリアル」に置き換えよう

腸からヤセ体質に!置き換えるべき「腸が喜ぶ主食」とは?

パンの主原料は小麦粉です。そのため、白いパンは食物繊維が少なく糖質が高い食品となります。朝はパン派の方は、シリアルに置き換えてみましょう。

シリアルの主原料であるオーツ麦は、もち麦と同じく食物繊維が豊富な麦です。パラパラとしたシリアルが苦手な方は、シリアルを固めて作ったクラッカー状のパンを選ぶと良いでしょう。

腸内環境を整えることは美容と健康の要です。主食を減らした無理なダイエットではなく、腸内細菌が喜ぶ主食を選んで、余分なものをため込まない腸内環境を作り、ヤセ体質を目指したいですね。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ベジフル発酵ジュースとレシピ」(2018年・日東書院本社)、「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)

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【参考】
※もち麦のチカラ – はくばく
※大麦の健康情報 – 大麦食品推進協議会
※“レジスタントプロテイン”としてのそばタンパク質とセリシンの生体調節機能 – 栄養・食糧学研究 最近の動向