前髪は年齢が出やすいパーツです。特に40歳前後から生え際の髪質が変化しやすく、薄くなったり細くなったりと、毛髪の衰えが気になってきます。

特に多い悩みのひとつが、前髪がパカッと割れてしまうこと。一度クセがつくと元に戻しにくく、扱いが難しく悩みの種になります。

このように、大人世代に多い‟ぱっくり割れバング”は、エイジング以外にも原因があり、普段からそうならないための意識も大切です。

ヘアジャーナリストの筆者が、ぱっくり割れバングの原因と予防法について紹介します。

■エイジングで前髪が割れやすくなるって本当?

ぱっくり割れバングの原因は様々ありますが、子供の頃から前髪が割れやすい人は、つむじの位置が標準より前にあり、これが前髪の生えグセに影響しているといわれています。

一方、大人になってから割れやすくなった人は、髪質の老化が考えられます。

「髪が寂しくなったかも?」と感じる原因のひとつが、生え際の変化。具体的には、前髪がペラペラしてきた、前髪の左右に隙間ができる、または、細くなったりクセが出てくるなど。これらは全て、ぱっくり割れバングを引き起こします。

■前髪にクセがつきにくくなるケア

エイジングにより前髪に変化が訪れたら、なるべくクセがつきにくいお手入れを意識しましょう。

(1)紫外線や白髪染めによる乾燥をケア

紫外線やヘアカラーは、髪の乾燥の原因になります。乾燥した髪は、毛髪内部の栄養が流れてスカスカの状態。また、表面のキューティクルもめくれやすいため、髪のしなやかさやハリ・コシが衰えて、クセのつきやすい状態になってしまいます。

日頃からアウトバスミルクで髪内部に潤いをチャージしたり、ヘアオイルで紫外線などの外的刺激から髪を守るようにすると、髪一本一本が疑似的に太くなって不安定さがとれるため、ストンとしたまとまり感が出てきます。

(2)ドライは寝る前にきちんと行う

自然乾燥だと寝ぐせがつきますから、前髪もきちんと乾かしてからベッドに入りましょう。水分が残っていると、本来のクセが現れやすいだけでなく、前髪も割れやすくなってしまいます。

また、エイジングで前髪が細くなった人の場合、できればクルクルドライヤーや大きめのカーラーを使って前髪の面を整えると、朝のセットもラクになります。

(3)ドライヤーは下から当てない

ドライヤーで乾かす際、適当に風を当てないようにしましょう。

特に根元に向かって下から風を当てると、風力で根元側が浮いたり、根元からぱっくりとした割れ目が出てしまいます。

ドライヤーはの風は上から当て、同時にコームや手ぐしで毛流れを整えるようにすると、収まりよく仕上がります。

(4)ターバンをつけっぱなしにしない

顔を洗ったりメイクをするとき、ターバンやタオルなどで髪を上げる習慣、ありませんか?

毛が細かったりハリコシがなかったりすると、この行為でも十分にクセがつきやすく、ぱっくり割れの原因になります。

あまり強く引っ張らないことが大事なので、朝のメイクタイムなどで前髪が邪魔な時は、軽くサイドへ流し、引っ張り過ぎない位置でピンで固定しましょう。

■ドライヤーで!割れた前髪の直し方

気を付けても生えグセなどによって割れてしまう日は、ドライヤーの風力と熱で、ニュートラルな位置に戻しましょう。

(1)前髪を濡らす

前髪の根元を中心に、クセ毛直しスプレーや水で、前髪全体を軽く濡らします。

(2)前髪全体を真っすぐに下ろす

くしを通しながら真っすぐに下ろすと、割れている部分に隙間ができます。

(3)左右交互に毛束を引っ張ってドライ

例えば、右よりに割れていたら、前髪全体を左に引っ張りながら根元を中心に乾かします。ある程度乾いたら、今度は前髪全体を右に引っ張りながらドライ。

これを左右繰り返すと、割れ目が目立たなくなってきます。必ず根元を中心に熱を当てましょう。

(4)スプレーでホールド

最後にヘアスプレーを少量だけふきかけると、日中もクセが戻らず、美しい毛流れがキープできます。セット力が強いスプレーは不自然になりやすいので、手ぐしが通せる程度のミディアム〜ライトホールドのものがおすすめです。

前髪は目の印象を左右する大事なパーツ。きれいな毛流れを作れるようになると、それだけで垢ぬけ感もアップしますから、ぜひ参考にしてください。

(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)

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