40代を過ぎると白髪に悩まされることが多くなり、気になっては染めての繰り返しになっている方も多いのではないでしょうか?

筆者の美容室でも、白髪が気になって白髪染めを繰り返しているお客様がいらっしゃいます。一方最近では、頭皮のことも考えて、白髪を活かしかしながらヘアカラーを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。

美容師の筆者が、白髪を活かしたおしゃれなカラー施術をご紹介します。いつもの白髪染めをマンネリだと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

■白髪を活かすおすすめカラー施術

「白髪を活かす」とは? どのような施術方法なのでしょうか?

それは、白髪を隠すために染めるのではなく、ハイライトを入れながら白髪をぼかしていく方法です。

近年グレイヘアも人気が出ていますが、「私はまだいいかな……」というお声もよく聞きます。

しかし、白髪染めに飽きが来ている方も多く、年齢とともに頭皮環境の悩みも増えてくるため、「頻繁に染めるのは少し避けたいな」とか、「もう少しデザイン性の高いカラーはできないのかな?」というお声もよくいただきます。

そこで、白髪染めではなく、ハイライトを入れながら白髪をカバーする方法をご紹介したいと思います。

■ハイライトを入れることにより何が変わるの?

ハイライトは、線状に細かくブリーチをし、髪の毛の立体感を出す施術です。

白髪ぼかしとして、通常のハイライトを用いることもありますが、さらに細かいマイクロハイライト(数ミリの細かいハイライト)という技術も、白髪ぼかしには人気です。細かくハイライトを入れることにより、さらに白髪をぼかした仕上がりになります。

ハイライト部分にブリーチを使用することにより、白髪との色の対比を少なくし、その上にカラーをのせて白髪をぼかします。

白髪を活かしてオシャレに!デザイン性を楽しむカラー施術法

施術前に比べると、施術後は白髪が馴染んだ状態になります。

上記のお客様は、「白髪をぼかして、しっかり染めたくない」というご要望でしたので、カラーも白髪染めではなくお洒落染めで、根元は数ミリほど薬剤をつけず、ぼかすように塗布しています。

白髪を活かしてオシャレに!デザイン性を楽しむカラー施術法

こちらが仕上がり写真になります。

細かくハイライトを入れることにより、全体の仕上がりがナチュラルで馴染んだ感じになります。

根元もぼかすように塗布しているため、伸びてきたときもハッキリ染めたところと染めていないところの境目が出ません。ベースも明るめに染めているため白髪との対比が少なく、暗く染めたときよりも目立ちづらくなります。

白髪染めでは不可能な、明るめのカラーも楽しめるということですね。

■「マイクロハイライト」美容室でのオーダーの仕方

「マイクロハイライトで白髪をぼかしたい」という要望をお伝えいただければ大丈夫です。

カラーの仕上がりの明るさは、写真などをお持ちいただくと伝わりやすいかと思います。

施術時間は細かくハイライトを入れていくため、3時間前後みていただいた方がよいでしょう。

■セルフカラーでも大丈夫?

セルフカラーでのブリーチを使用した施術は、かなりのダメージを伴い、塗布量によってはムラになりやすいため、おすすめしません。

通常美容室では、ブリーチを行う際、ダメージ軽減の前処理剤を使用したり、ケアブリーチといった内部補強材を混ぜながら施術することがほとんどだと思います。ダイレクトに髪の毛にブリーチ剤をのせることは避けた方がよいでしょう。

ただ、一度ハイライトを入れるとその部分は残っていくので、ご自分で染めるときもハイライト部分のデザインは引き続き楽しめます。

■白髪をしっかり染めたい人には不向き?

それぞれの目的やメリットが違うため、しっかり白髪を染めたい方は、白髪染めでなければ染まりません。

明るめのカラーは色素が薄いので、白髪に色がしっかり入りません。それに対して白髪染めの場合は、白い部分に色素をしっかり入れるため、ブラウンの色素が濃い目に設定されています。そのため、白髪染めで染めた場合は白い色が浮いた感じになりません。

白髪ぼかしで人気の「マイクロハイライト」をご紹介しました。マイクロハイライトの目的としては、白髪をぼかしながら染めるというメリットが人気の理由の一つのため、しっかり染めずナチュラルな仕上がりが希望の方や、頭皮環境のことを考え頻繁に染めたくない方、デザイン性が高いカラーに興味のある方におすすめです。ぜひ参考にしてください!

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

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