気温の高い日が続くようになり、これから気になるのは“メイクの崩れ”ですよね。

皆さんは、「メイクキープミスト」を使っていますか? 長らく続いたマスク生活でメイクキープミストの種類が増え、機能もどんどん向上しています。

肌育美容家の筆者が、40・50代におすすめのメイクキープミストとその使い方をご紹介します。

■メイクキープミストはどんな役割をするの?

メイクキープミストは“メイクフィックスミスト”とも呼ばれ、メイクのヨレや崩れを防ぐアイテムです。

筆者はコロナ禍でマスク生活が続くなか、「マスクのこすれでメイクが崩れてしまう」「年々、過酷になる夏の暑さにより、汗や皮脂でメイクが落ちてしまう」といった環境に対応するためにアイテム数が増えているという印象をもっています。

メイクキープミストは、メイクの仕上げに噴霧することで顔全体に薄いヴェールをかけた状態にしてくれます。メイク直しの際にも使える優秀なアイテムです。

■メイクキープミストの選び方

デパコスだけではなく、ドラッグストアやバラエティショップでも気軽に買えるようになったメイクキープミスト。どれを選んだらいいのか迷うほど種類がありますよね。

新商品を見るとつい購入してしまう筆者がさまざまなものを試した経験から、以下の2つのポイントを重要視するようになりました。

(1)メイクキープ以外の機能がついているか?

UVケア機能がついているものがあります。

朝、きちんと日焼け止めを塗っても、やはり塗り直しが必要。ですが、メイクの上からの塗り直しはむずかしいですよね。

リタッチする時に、最後にUV効果があるメイクキープスプレーを吹きかけておくと安心です。

(2)ガス式のスプレーか?

ガス式のスプレーか?

プッシュ式の化粧水ミストは、どうしても顔がぬれてしまいます。また、均一に顔に噴霧できないこともあるでしょう。

ガス式スプレーなら、顔がぬれずサラサラとした状態のままなので、ストレスフリーで使えますよ。

エアリータッチ メイクキープUVスプレー/クラブ

エアリータッチ メイクキープUVスプレー/クラブ

上記のポイントを考慮して、筆者が普段使いしているのはこちらのアイテムです。

ガス式でUVケアも最高値のSPF50+ PA++++の実力派。さらに、メイクをキープするだけではなく、肌にヴェールを張って、排気ガス・ホコリなどの大気中の刺激物質からも肌をまもってくれます。

持ち歩きやすいサイズなので、バッグに必ず入れています。
(SPF50+ PA++++ 税込価格1,430円)

■なりたい肌別に選べる新作キープミスト2選

新作のメイクキープミストは、メイクキープ&UVに続き、保湿機能や肌の質感で選べるように進化しました。

(1)アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト マット/シュウ ウエムラ

アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト マット/シュウ ウエムラ

3月1日発売のアイテム。現行品は柑橘系の香りでツヤ感が出るタイプでしたが、新作は落ち着きのあるヒノキの香りのマットタイプです。

汗や皮脂でテカリがちな季節には、ファンデーションをマットに保ってくれる新作がおすすめ。噴霧後は、サラサラとした肌に仕上がります。

肌にふんわり感を残したい、パウダーファンデーション派にぴったりです。
(全2種 100ml 税込価格4,290円)

(2)ラスティングフィニッシュセッティングスプレー/リンメル

ラスティングフィニッシュセッティングスプレー/リンメル

3月13日に発売されたばかりのアイテム。「カミツレエキス」「キュウリ果実エキス」「ヒアルロン酸Na」を配合した美容液仕立てのキープミストです。

保湿効果が高いため、乾燥を感じた時にも使えます。プライマー効果もあるので、肌をイキイキと見せてくれるのが嬉しいポイント。

カミツレを思わせるフレッシュな香りです。
(100ml 税込価格1,210円)

メイク直しが面倒と思いがちな40・50代には、「メイクキープミスト」が心強い味方になってくれるはず。この夏は、ポーチに1本忍ばせてみてはいかがでしょうか。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

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【参考】
※エアリータッチ メイクキープUVスプレー – クラブ

※アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト マット – シュウ ウエムラ

※ラスティングフィニッシュセッティングスプレー – リンメル