キレイになりたいけど、お金には限りがあるものです。スキンケア用品すべてを高機能なものでそろえると、その金額が負担になりかねません。

重視するべきお手入れや、節約しても問題ないアイテム、お金をかけたほうがいいアイテムなどを知っていると、コスメに上手く投資することができますよ。そこで今回は「効率的にキレイになるためのハイ&ロー術」をご紹介します。

(1)クレンジングにお金をかける!メイクに合わせて使い分けを

肌のコンディションを左右するアイテムといえばクレンジング。洗浄力が強いほうがいいと思われがちですが、実はその考えが肌トラブルを引き起こしていることもあります。

ポイントは、クレンジングがメイク汚れと同時に皮脂膜も洗い流しがちであること。洗浄力が強いほど、肌のうるおいを保つ成分も流れ出やすくなります。

特に注意したい「オイルクレンジング」

オイルクレンジングは手早くメイクを落とせて便利ですが、洗浄力がとても高いため、冬場は乾燥を引き起こしやすくなります。ウォータープルーフの日焼け止めや落ちにくいファンデーションを使った日はオイルクレンジングが適していますが、パウダーファンデーションやBBクリーム程度であれば、刺激の少ないミルククレンジングで十分です。

リキッドファンデーションの日はクリームタイプを使うなど、その日のメイクによってクレンジングを使い分けることをおすすめします。最初はコストがかかりますが、その日の肌状態やメイクに合わせて選べるようにクレンジングを2〜3種類そろえておくと、肌の負担を軽減しやすくなるでしょう。

“与える”ケアの前に“落とす”ケアを重視

健やかな肌を保つポイントは、“与える”ケアの前に“落とす”ケアを重視することです。乾燥による肌トラブルが多い方は、日頃のクレンジングで肌にとって必要な成分まで洗い流している可能性があります。落とすケアが適切にできるようになると、肌のうるおいが保ちやすくなり、与えるケアで塗る量やコストを落とせるかもしれません。

(2)化粧水はほとんど水!?お金をかけるなら美容液に

スキンケアアイテムの代表格ともいえるのが化粧水です。高価なものを選ぶ方が多いかもしれませんが、リーズナブルなものにしておくのも一つの手です。

化粧品に配合されている成分の中でも水の割合が多いためです。精製水や保湿剤、アルコールなどの水溶性成分が主成分となっているので、訴求成分の配合量はごくわずかです。

化粧水よりも、訴求成分が多く配合されている美容液にお金をかけたほうが、効率的に肌にアプローチできるでしょう。

(3)乳液はいらない?訴求成分が高配合なクリームをチョイス

お手入れの最後に使われる乳液やクリーム。一般的に、水分を多く含む乳液に比べ、油性成分を多く含むクリームのほうが保湿効果が持続します。

べたつきが気になるという声も少なくありませんが、大人世代は肌がもともと持っている保湿成分が失われやすい傾向にあるものです。特に冬場は乾燥が激しくなるので、不足分を補うためにもクリームでの保湿がおすすめです。

クリームは訴求成分を配合しやすいアイテムでもあるので、乳液よりも高配合なアイテムが多いのも特徴のひとつ。これまで使っていた乳液をクリームに切り替えるだけでも、濃密なお手入れを実現できますよ。

クレンジングを見直ししたり、化粧水よりも美容液に投資したり、乳液からクリームに変えたりして、あなたにとってぴったりな効率的なお手入れを見つけてくださいね。

(コスメコンシェルジュ 古賀令奈
フリーライター/エディター/コスメコンシェルジュ。美容・ヘルスケアを中心として「わかりやすく試しやすい」をコンセプトに執筆。日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュを取得し、美容法の提案活動も展開。)

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