美味しいものを頂く機会が増える時期と同時に、「肌が荒れてきたな」と思っている人もいることでしょう。その原因は、便秘かもしれません。

今回は、”食べ過ぎ”による便秘や肌荒れを改善する簡単ストレッチ&マッサージをご紹介します。

■便秘とは

そもそも、何日出ないと便秘なの? と思われるかもしれませんが、日本内科学会の定義では、「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある場合」が便秘となっています。

ですから、あまり神経質になる必要はありませんが「お腹がはる」「肌が荒れてきた」などと明らかに感じるようであれば、生活習慣を改善しましょう。

食べ過ぎも便秘の原因!?

腸に溜まったうんちから有害な毒素や細菌などが作られます。有害な毒素や細菌は、腸内にとどまるだけでなく血液に溶け込みます。血液に溶け込んだ毒素が顔全体の皮膚に行き渡ると、肌荒れ、にきびなどの症状を引き起こすのです。

便秘は、トイレに行くタイミングを外す、運動不足、食物繊維の不足などでおきますが、実は食べ過ぎも原因の1つといえそうです。

腸の動き

私たちの腸は、寝ている間に食べたものを消化・吸収し、残ったものを自動的に肛門側へゆっくりと移動(ぜん動運動)させます。

その時、モチリンというホルモンが分泌されます。モチリンは就寝中に約100分間隔で分泌される消化管ホルモンで、空腹時に働きます。

夕食を就寝の3時間前までに終わらせる方がいいといわれているのは、胃腸が空になるには約3時間かかるからです。

しかし、食べ過ぎていたり、いつも何かを口にしている人は、空腹時間がなくモチリンが分泌されません。そのために翌朝、胃や小腸に内容物が残った状態で目覚め、朝から胸焼けになったり、食事を摂るなど刺激を与えてもぜん動運動が起きず、便秘になると考えられています。

そこで今回は、寝る前に少しでも消化活動を促すための、お腹のストレッチ&マッサージをご紹介します。

■お腹をほぐして便秘解消!簡単寝る前マッサージ

このストレッチ&マッサージは、緊張やストレスで硬くなりやすい身体の前側を緩めるのに最適です。ゆっくり呼吸を深めながら、ぜん動運動を促すようにマッサージすれば、翌朝の目覚めも変わってきます。

多忙な毎日を過ごしているからこそ、寝る前のリラックスタイムを確保して、心身ともにリラックスしてみてください。

期待出来る効果

・ストレス軽減
・便秘解消
・内臓機能を高め消化不良や胃痛などを改善
・冷え性改善
などが期待出来ます。

実践回数&期間

寝る前に実践することで、心身ともに変化を感じられるようになります。

やり方

仰向けになり、両膝を立てます。両手を丹田(おへそから指3本下)にあて、ゆっくり呼吸を1分ほど繰り返しましょう。この時、腹式呼吸を意識しながら、吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でお腹をゆるめましょう

(1)仰向けになり、両膝を立てます。両手を丹田(おへそから指3本下)にあて、ゆっくり呼吸を1分ほど繰り返しましょう。この時、腹式呼吸を意識しながら、吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でお腹をゆるめましょう。

そのまま膝を開き、膝の重さで太もも内側や鼠径部を伸ばします

(2)そのまま膝を開き、膝の重さで太もも内側や鼠径部を伸ばします。

(3)両手で右回りの円を描きながらゆっくりお腹をさすって、マッサージ。徐々に円も大きくしながら、お腹全体をマッサージしましょう。

お腹が動いてきたら、両手を頭の先に伸ばし、肘をL字型に曲げ肩の力を緩め、そのまま1分ほどゆっくりと呼吸を繰り返しましょう

(4)お腹が動いてきたら、両手を頭の先に伸ばし、肘をL字型に曲げ肩の力を緩め、そのまま1分ほどゆっくりと呼吸を繰り返しましょう。

※股関節や鼠径部が痛いと思ったら、膝を閉じて楽な姿勢に戻り、呼吸を深めましょう。

いかがですか? お腹からぽかぽかと温まり、1日の疲れや心の疲れも軽くなります。是非、食べ過ぎや便秘気味だと思ったら実践してみて下さい。

(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世
ボディクエストのエクササイズディレクターとしてワークアウト開発に携わると同時に、YOGAスタジオやスポーツクラブなどで指導にあたる。著書に「ふたりストレッチ」「幸せ美人になるための5日間レッスン」など。)

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