食欲旺盛な仲間たちと囲む異世界メシ、お腹も心もほっと温まるおうちごはん、思わず笑ってしまうデカ盛りメニュー等々、多種多様な料理が登場するグルメ小説。読むだけでお腹が空いてくる小説の料理を「現実の世界でも食べられたら……」なんて、読んだ人なら誰でも一度は思い描くはず。そんな夢物語を実現し、実際に作れる・食べられるという小説の「2.5次元化」に注目が集まっています。

Web小説サイトのカクヨムが主催する『料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト』で、グルメがテーマの短編小説を募集したところ、プロの小説家を含む多くのユーザーから応募が殺到し、872作品が投稿されました。

選考の末、見事「リュウジ賞」を受賞した小説『魔法使いの料理人』(風見鶏)は、ラノベ好きでも知られる人気の料理研究家リュウジさんが、腕によりをかけてレシピを再現。スパイスが決め手の「フォロフォロ鳥の旨辛丼」を披露しました。
その料理動画はKADOKAWA オフィシャルYouTubeチャンネルで公開されています。


リュウジさんはインタビューの中で、「自分がラノベを書くなら、タイトルは“料理研究家の僕が、異世界で味の素無双をしてみた”」「異世界転生したら、現実世界のスーパーに入れるスキルがほしい」「異世界作品で結婚したいヒロインは、このすばのめぐみん」とのこと…!
異世界作品へのハマりっぷりを見せていました。

また、見事「角川食堂賞」を受賞した小説は角川食堂のシェフがメニュー化し、2022年6月27日〜7月24日までの期間限定スペシャルメニューとしてお披露目。


第1期の6月27日〜7月10日は、「王弟殿下と転移者メイドのひみつの夜食」(不屈の匙)より『じゃがいもとアンチョビのガレット』を、


第2期の7月11日〜7月24日は、「お二人様ではありません!」(藤咲 沙久)より『鰺フライ定食』を、各1500円(税込み)で提供。

これらのメニューを注文すると「受賞作ミニBOOK」がプレゼントされるとのこと。
読んでから食べるもよし、食べてから読むもよし、好きな形で物語を味わう事ができますね!

文=M田