野菜の皮や軸の部分など、料理をすると出てくる“野菜くず”。捨ててしまう人も多いと思いますが、実はこの野菜くずには栄養がたっぷり。最近は野菜くずを使った「べジブロス」なるものが注目を集めているようです。

■野菜の旨みと栄養が満点の“べジブロス”

「べジブロス」とは、「ベジタブル(野菜)」と「ブロス(だし)」という言葉を組み合わせた造語で、野菜の皮などで取っただしのこと。7月17日に放送されたラジオ番組「クロノス」(TOKYO FM)でも、この「べジブロス」について取り上げています。番組に登場したベジ活アドバイザーの生井理恵は、べジブロスには抗酸化力や免疫力の向上が期待できる成分“ファイトケミカル”が多く含まれており、栄養満点だと説明しました。

特にべジブロスに向いている野菜として挙げられたのが玉ねぎ、人参、ジャガイモの皮やシイタケの軸です。基本的に野菜の捨てる部分なら何でもいいようですが、生井いわく「キャベツ、大根、ブロッコリーなど、アブラナ科の野菜は入れすぎるとエグみが出てしまう」ため、入れすぎに注意が必要とのこと。

作り方は簡単で、1.5リットルの水に150〜200グラムほどの野菜くずを入れ、弱火で30分から1時間煮て、こすだけ。生井は「カレーやシチュー、お味噌汁やスープなど、煮込み料理や野菜を使ったメニューとの相性がよくて万能」と紹介しています。番組パーソナリティの中西哲生と高橋万里恵は、野菜の実以外の部分が使えると知り「捨てちゃってました!」と驚きの声を上げていました。

■べジブロスご飯にパスタソース… いつもの料理がもっと美味しく!

ネット上でも“べジブロス”作りに励んでいる人は見られ、「べジブロスは使った野菜の種類によって味が違うのが楽しい!」「特別なものは何もいらないし、料理の味が良くなっていいことばっかり」といった声がちらほら。

使い方は人それぞれで、「べジブロスを使ってご飯を炊くとほんのり優しい野菜の味が広がる」「パスタソースに入れたり、肉じゃがに使ったり、なんでも入れちゃう!」と様々な料理に活用できる様子。中には「べジブロスを単体で作るのは面倒だから、野菜くずをジップロックで冷蔵保存しておいて、煮物を作るときにお茶パックに詰めて鍋に投入してる」と、お手軽な方法で取り入れている人もいるようです。

料理の味を1ランクアップさせてくれる栄養満点の“べジブロス”。1度作れば、「野菜くずをそのまま捨てるなんて勿体ない!」と感じるはずですよ。