1つ違いのきょうだい「年子」には、「上の子を見つつ下の子からも目が離せない」「お金がかかる時期がかぶる」といった理由から、育てるのが大変というイメージを抱く人もいます。7月22日に放送された「ウワサの保護者会」(NHK)では年子の子育てに注目。大変さ以外にも実はいろいろな喜びがあるようです。

■年子はやっぱり大変?

「ウワサの保護者会」では、年子を育てる親300人にアンケートを実施。「お金がかかる」「小さい頃に手がかかる」といった世間のイメージそのままの悩みを持つ人も多いようです。番組に出演している保護者は「2人同時におむつを使っている時は4パックぐらいおむつを抱えて帰らなければならなくて、本当に大変だった」「授乳を2人同時にするために腕立て伏せみたいにかぶさって授乳していた」といったエピソードを披露。視聴者からも「同時に夜泣きして死ぬかと思った」「2年続けて入園した時は経済的にだいぶつらかった」と子育てを振り返る声が上がっています。

■繰り返すけんかの日々

精神面での大変なポイントとして挙げられたのは、「ライバル意識が強い」「けんかが多い」という2点。番組に登場した5年生と4年生の年子きょうだいも、「かるたをどちらが読むか」「ピアノをどちらが先に弾くか」など、大人から見たら「どっちでもいいじゃん!」という問題ですぐにけんかになってしまいます。2人のバトルを見た視聴者は「うわ、これぞ年子って感じのネタ」「下らないことでけんかするんだよね。年子あるある」と大盛り上がり。「お兄ちゃんと呼んで欲しい兄に対し弟は呼び捨て。虫の居所が悪いと兄が『名前で呼ぶな』ってキレる」「風呂の順番を巡ってけんか勃発」「仲良くゲームしてたと思ったらどっちが強いかで揉める」などの具体例を上げる人もいました。

■結束した時のパワーは強力

教育評論家の尾木直樹さんは、「年子の場合はいろんな大変がどっと来るけど、結束した時には強力なパワーになりますよ」と保護者たちにエールを送ります。普段は激しいけんかを繰り返している2人でも、「難しいブロックを2人で相談しながら作り上げた時はちょっと感動」「私が体調を崩すと協力し合って助けてくれた」なんて親をほっこりさせてくれることも。年子のきょうだいには、年が近いからこそいざとなったら助け合えるという側面もあるのかもしれませんね。

そして、あれこれ心配事を抱える親をよそに、子どもたちは意外と年子のきょうだいライフを楽しんでいるようす。年子の妹に対して「自分が思っていることを理解してくれるくらいの年齢の人が近くにいて良かった」という子や、年子の姉に「お姉ちゃんがいるから小学校に行くのが楽しくなった」という子もいます。

「2人が一緒に成長していくのを一番近くで見られるのが何より楽しい」という人もいる年子の子育て。きょうだいが大人になっても良い関係を築いていけるといいですね。