旅のよき友である“駅弁”。JR東日本が開催した「駅弁味の陣2017」で、全国の駅弁の頂点ともいえる「駅弁大将軍」が決定しました。

大将軍に選ばれたのは、新潟県の「えび千両ちらし」。箱を覆うように敷き詰められた厚焼き玉子の下に、エビやうなぎ、コハダなどの寿司ネタが埋まっており、宝探しのような感覚で味を楽しめます。

駅弁は旅の楽しみの一つですが、地域の特産を使用したものや、驚くほど豪華なこともあり、駅弁を目当てに旅行する人も少なくありません。そんな人気を受けて、大手百貨店でも、全国から選りすぐりの駅弁を集めた大会を毎年開催しています。



“駅弁の甲子園”で、白熱の名物対決

京王百貨店では、“駅弁の甲子園”とも呼ばれる「第53回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」を開催しました。会場にずらりと並んだ駅弁は、約300種類。目の前で調理が行われる実演販売もあり、お目当ての駅弁を求めて来た大勢の人によって大盛況となりました。

今回、一番の目玉となった企画は、牛肉・ウニ・焼き海鮮、3つのジャンルで味を競う名物対決。中でも牛肉対決は、大阪の阪神百貨店、熊本の鶴屋百貨店との合同企画で、3大会の計5週間に渡って対決しました。

駅弁3大大会と言われる京王・阪神・鶴屋による3店舗合同での対決は、業界初の試みです。各百貨店が監修した新作の牛肉駅弁は、どれも食材から調理法まで、すべてにこだわった力作ぞろいでした。





いくらなんでも、カレーにタコ壺!?

ほかにも、全国には特徴的な駅弁がたくさんあります。

一度聞いたら忘れられないユニークな名前の駅弁が、新潟県の「まさかいくらなんでも寿司」。たっぷりと詰め込まれている、ます、さけ、かに、いくらの具材の、頭文字から取った名前なんだそうです。味も名前のインパクトに負けないおいしさで、大人気になっています。

佐賀県で販売されている変わり種が、28種類のスパイスを使用した本格カレーの駅弁「有田焼カレー」。有田焼でできたオリジナルの容器にもこだわっており、第7回JR九州の駅弁大会にてグランプリを獲得しています。



同じく容器にも凝っているのが、西明石駅の名物駅弁「ひっぱりだこ飯」。タコ壺風の陶製容器を開けると、大きなタコの足がゴロリと入っています。下に入っているのは、特性スープがしみ込んだ炊き込みご飯。ご飯の中にもタコ天が忍ばせてあり、見ても食べても楽しい駅弁です。



趣向が凝らされた駅弁からは、観光などで駅を訪れた人や、移動中に食事をとる人に楽しんでもらいたいという、作り手の熱意が伝わってきますね。人気のある有名駅弁なら、いまは百貨店やスーパーなどの特設コーナーでも購入できます。チャンスがあれば、ここに紹介した駅弁も、ぜひいただいてみてください!



【関連レシピ】ほめられ弁当

旅のお供には、お手製のお弁当もいいですね。大好きな具を詰め込んで、駅弁に負けない美味しさを。



<材料>(作りやすい分量)

「つくねスティック」…8本

「いり卵の手まりおにぎり」…4個

「おかかと青じその手まりおにぎり」…4個

「恐竜うずら卵」…8個

「一口春巻き」…8本

「野菜の塩昆布漬け」…適量

<作り方>

1.「つくねスティック」、「いり卵の手まりおにぎり」、「おかかと青じその手まりおにぎり」、「恐竜うずら卵」、「一口春巻き」、「野菜の塩昆布漬け」を弁当箱に詰める。(レタスクラブニュース)