チューニングやカスタム、そしてモータースポーツやアウトドアを通じて、日本発の「クルマを遊ぶ」カルチャーを広く発信する「東京オートサロン」。新型コロナウイルス感染症対策の下、2年ぶりに幕張メッセを会場にリアル開催された同イベント(2022年1月14日金曜〜同16日日曜までの3日間)に、LEXUSは出展した。

チューニングやカスタム、そしてモータースポーツやアウトドアを通じて、日本発の「クルマを遊ぶ」カルチャーを広く発信する「東京オートサロン」。新型コロナウイルス感染症対策の下、2年ぶりに幕張メッセを会場にリアル開催された同イベント(2022年1月14日金曜〜同16日日曜までの3日間)に、LEXUSは出展した。

自然との共生やアクティブなライフスタイルを提案する2台のコンセプトカー

カーボンニュートラル社会の実現と、多様化するライフスタイルやお客様のニーズに寄り添うクルマづくりに取り組む次世代LEXUSが、「東京オートサロン2022」にて、クルマで遊ぶことを通じて得られる体験や、人間中心の考え方に基づくモビリティの価値をどのように提案するか。LEXUSが展示したコンセプトカーから読み解いていきたい。

「NX PHEV OFFROAD Concept」

まずLEXUSの新たなるチャプターの幕開けを告げるモデルとして2021年にデビューした「NX450h+」をベースに、カスタムが施された「NX PHEV OFFROAD Concept」が会場の耳目を集めた。ブロンズとブラックのマット塗装によるボディカラーをまとい、大径オールテレーンタイヤ&ホイールを装着するなど、アドベンチャーライフスタイルを提案するモデルとなっている。電動モーター駆動ならではの、滑りやすい路面での安定性や悪路走破性を備え、EVモードとHEVモードを状況に応じて使い分けることで、CO₂排出を抑えられる。上質で環境に優しい走りは、自然と共生しながら本格的にアウトドアを楽しむのに欠かせないツールとなるだろう。

「ROV Concept」

その隣には、同じくマットなブロンズとブラックに彩られた、コンパクトなバギースタイルの一台、「ROV Concept」が存在感を放っていた。乗用車で踏み込めないオフピスト(道なき道)を走るためのROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ヴィークル)だ。LEXUS初となる1.0Lの水素エンジンを搭載し、環境へ配慮しながらもエンジンの鼓動を感じられる走りの楽しさ、そして未踏破の雄大な自然と触れ合うことの喜びを体感できるモデルだ。

自然や環境への配慮、共生への意識が高まる時代において、LEXUSならではのアクティブなライフスタイルの提案といえるだろう。

新生エアレースで初代チャンピオンと、よりよい社会の実現を目指す

これらとスピリットを同じくする挑戦としての展示が、「LEXUS/PATHFINDER AIR RACING」のレース機、「Zivko Edge 540 V3」の1/3スケールモデルだ。

「Zivko Edge 540 V3」1/3スケールモデル

本年より開幕する新生エアレース「The Air Race World Championship」。この新しいエアレース世界選手権で初代王者を目指すべく、室屋義秀選手率いる株式会社パスファインダーとLEXUSが、チームパートナーシップを結んだのは既報の通り。LEXUSはテクニカルコーディネーターを新チームへ派遣し、エアレースに必要とされる空力・冷却・人間工学分野での技術開発と実証など、室屋選手とともに勝利を勝ち取るため、強いチーム体制の構築に向けたサポートを行っていく。それは、環境に配慮しながらアスリートへの支援やスポーツという挑戦を通じてよりよい社会を実現していくという、LEXUSのコミットメントにつながっている。

また一方で、4WD&SUV用のパーツ開発を手掛け、海外ラリーレイドにも参戦するエキップメントサプライヤ、株式会社JAOSの「TEAM JAOS」ブースでは、新型LXをベースとする「LX600“OFFROAD”JAOS ver.」が披露された。LXオーナーへ多様な体験を提供したいというJAOSとLEXUS両社の想いを具現化したモデルだ。LX600に備わる力強い走破性を体現したデザインに、JAOSならではのラギッド感を強調したカスタマイズが施され、さらなる冒険心を刺激するスタイリングを実現している。

「LX600“OFFROAD”JAOS ver.」

エクステリアには、軽量かつ高剛性のインフュージョン成形によるCFRP製パーツのフロント&リア・バンパースキッドプロテクターやオーバーフェンダーを採用。さらに足元には、海外のラリーレイドなどで鍛え上げたENKEI製20インチアルミホイールを装着。軽さと強さを両立したコンペティションモデルならではの迫力あるデザインにより、LX600“OFFROAD”ならではのパフォーマンスの高さを際立たせたモデルだ。

カーボンニュートラル社会の実現やよりよい未来へ向けて、人間中心の考えによるテクノロジーやパートナーシップ、それらを支えるチャレンジ精神がこれまで以上に大切であることを、2年ぶりの開催で活気に満ちた会場でLEXUSは感じさせてくれた。

Text by Kazuhiro NanyoPhotographs by Takayuki Kikuchi