電子レンジを使って半熟卵をゆで卵にしようとしたり、冷めてしまったゆで卵を温め直そうかな、と思っているあなた。それはとても危険です。

電子レンジでゆで卵を温め過ぎるとどうなるかは、あるYouTuberが投稿した上記のビデオを見ればわかります。ビデオが始まって38秒後、男性が卵をナイフでつつくと、卵が大爆発して木っ端みじんに飛び散りました。

一見無害な卵が爆発するなんて、一体どうしてでしょうか。アメリカ音響協会で発表された2人の研究者による最近の研究が、この疑問の答えになるかもしれません。The New York Timesが報じるところによれば、両氏はレストランで食事をしたあと、加熱しすぎた卵が爆発して顔に火傷を負い、聴覚にも異常をきたしたという現象に着目しました。100個近くの卵を電子レンジにかけて、卵が爆発すると、本当に聴覚が損なわれるほどの大音量が発生するか実験しました。その結果、聴覚を損なうわけではないことがわかりましたが、電子レンジに入れたゆで卵が爆発する理由がわかったのです。

実験に使われた卵の黄身の温度は華氏212度(摂氏100度)以上にまでなりました。これは、水を沸騰させる温度です。殻の中の卵に熱が通ると、水の小さいポケットがあちこちにたくさんできます。そして、黄身が温まると、その水のポケットも一緒に温まります。

しかし、卵の殻に入っている限り、水には圧力がかかっているので、何らかの理由でその微妙なバランスが崩れない限り沸騰しません。ですから、卵が割れたとたんに、ドカーンと爆発して木っ端みじんになり、いたるところに飛び散ります。これで火傷することもありえます。ですから、電子レンジにゆで卵は絶対入れないでくださいね。

Image: Nicole LH Pang/Flickr

Source: YouTube, ASA Fall 2017, The New York Times

Patrick Allan - Lifehacker US[原文]