まだ暑さが残るこの時期、食べたくなるのはやっぱりさっぱりした料理。冷たくて口当たりも良くて食べやすい、まさに夏の定番メニューのひとつと言える「冷奴」。

そんな「冷奴」をご飯が進む一品おかずとして、ボリュームのあるレシピにアレンジした「がっつり冷奴」の作り方を3種類ご紹介します。

豆腐の分量は、1人分で半丁が目安

今回のレシピは、どれも1人分で1/2丁(約150〜200g)を使っています。豆腐一丁を半分に切ってもいいですが、そうすると残りを余らせてしまうなら、小さいパックを選んで使ってください。

白飯が進む!がっつり冷奴ご飯

Photo: 大崎えりや

とにかく手っ取り早くお腹を満たすならコレ。ご飯の上に冷奴をのせて丼にした、シンプルながら食べ応えのある一品です。

冷奴をご飯が進む味にするために必要な食材は梅干し、鰹節、醤油。白ごまをかければ香りもよく、丼いっぱい一気に食べてしまうでしょう。豆腐ねこまんまの感覚でどうぞ。

作り方としては、お碗にご飯をよそい、上に絹ごし豆腐を崩してのせ、鰹節をかけます。白ごまを振りかけ、たたいた梅干しのせ、醤油をかければ出来上がり。

冷奴ご飯なら、親子丼やカツ丼といったいわゆる丼ぶり料理よりも、かなりカロリーが抑えられています。体型が気になっている方のダイエット・食べ過ぎた後の調整メニューにもピッタリです。

揚げ玉納豆冷奴

Photo: 大崎えりや

豆腐も納豆といった大豆食品をダブルで組み合わせたのがこちらのメニュー。

口当たりのいい豆腐と、揚げ玉のサクサクとした食感の相性は抜群。青のりの磯の香りがアクセントとして加わり、食べていて楽しい気分になれる一品です。たんぱく質もたっぷり摂取できますよ。

作り方は簡単。納豆パックにタレを入れて納豆をよく混ぜ、揚げ玉(適量)を加えます。それを豆腐にのせて、青のりをかけて出来上がり。味が薄いと感じる場合は、醤油をお好みでどうぞ。

揚げ玉のサクサク感を楽しむために、調理後はお早めにお召し上がりください。納豆だけに、糸を引き、あとも引く美味しさです!

ひき肉豚キムチ奴

Photo: 大崎えりや

豚キムチのひき肉バージョンを豆腐にのせたのがこちらの一品。

肉そぼろは、豆腐の上からこぼれ落ちるほど、たっぷりのせるのがポイント。最後に、ごま油を追加でかけてもいいですね。

豚キムチひき肉を作る際は、ひき肉とキムチを50gずつくらいにすると、豆腐(半丁)と合わせたときに丁度こぼれ落ちるぐらいの量になります。

ひき肉を使うことで、火を通す時間が減り、調理時間も短く。白菜キムチも芯の白い部分より、葉の部分を使うことでさらに時短に。

葉のほうがひき肉との相性も良いので、味の面でもおすすめです。また、炒める際に砂糖少しを加えると、より美味しく仕上がります。

ひき肉の脂がキムチに絡んで、とてもジューシー。豚キムチのこってりした味わいが、あっさりとした豆腐とよく合います。箸を止めようにも止まらない、ついつい口に運んでしまう一品です。

冷奴の語源には諸説ありますが、「冷たい」を意味する「ひゃっこい」という言葉が由来しているとも言われます。こういった説からも、暑い季節に食べたくなるのは納得できるところでしょう。

今の時期、夏の疲れがドッと出て、食欲がないという方も多いはず。

ガッツリ食べたい方だけでなく、そういう夏バテ気味の方にも口にしやすいレシピになっているので、もうしばらく続きそうな暑さを、ひゃっこい料理を食べて乗り越えましょう。

レシピ・文/オガワチエコ

料理研究家。ル・コルドン・ブルー、東京會舘クッキングスクールで料理と製菓を学ぶ。著書に『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』(セブン&アイ出版)、『おにぎらずの本』(泰文堂)『スティックオープンサンドの本』などがある。

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